2014年05月26日

枠にとらわれない生き方(舞台照明の巻)

こんにちは。絵描きのYUKIです!


先日私は絵を描くこととは無縁の職業をやってきました。

それは舞台照明です。

二日間にわたって行方市文化会館にてお仕事させていただきました。

照明をやるきっかけになったのは、私が以前土浦のウララでおこなった朗読イベントでお客様としてきていただいた舞台監督&照明をしているA
さんに『照明のお手伝いをお願いしたいのですが』とお話いただいたことがきっかけでした。

裏方の仕事、正直舐めていました。。。。

特に照明は機材も重いし、安全点検をしないと大きな事故に繋がります。
準備の時点で覚えることが山盛り。ノートをとる暇さえ無く、決まった時間内に作業を終わらせ、リハーサルの準備。

続々と出演者たちが姿をみせて、ステージでパフォーマンスを披露。
(今回はほこたっこフェスティバルというイベントの照明の構成とオペレーターをやりました。)

構成の指定がないとこちらで照明の明かりを作っていきます。
それがまた、面白いこと。(覚えることは山ほどありましたが)

そして、翌日本番です。

朝早くからたくさんのスタッフの方達が今日の日を最高のものにしようと協力し合います。

そして本番30分前、準備に追われお弁当を食べないまま時間が過ぎていきました。

今回、Aさんは舞台裏での作業があるため、『じゃあ、あとはよろしくね!すぐに戻ってきますから(笑顔)』(初めてなのにこれは大丈夫なのか、、、)
本番もブザーが鳴り響きます。
不安でいっぱいで今までにかいたことのない汗が流れ本番スタート。

出演者に光りを当てます。
セッティングにた色や明かりを少しづつ調整しながら、、、

明るすぎないか、光りがつぶれていないか。。。などと考えることは山盛り。(2日目でこの作業は普通ではできない)

4時間の演目は終了して、無事に舞台は終了。

間違えもありましたが、かなりの達成感。しかし照明の仕事はこれで終わりではありません。
最後にライトの片付けなどがあって、それがまた、力仕事。何十万もする機材を慎重かつ素早く片付けていきます。

出演者がロビーに集まって、安心した顔で家族や友達と写真をとったり、お花を貰ったり。
その間を忍者のごとく私はスリ抜けてステージへ。

光を当てる仕事をする人に光は当たらない。
一瞬で終わって、映像に残されない限り、記録されるのは自分の記憶の中だけ。

でも、そにには確かな経験と達成感がある。

なんだかいつもと違うこの気持ち。絵は残るから。。。



とっても経験をしました。
照明に出逢わせてくれたAさんはまわりのスタッフの焦りようにも、私の焦りようにもなんのその。
常に冷静かつ正確。そして笑顔。(この人、ただ者ではない)


照明の仕事もいいなと
思えたある日のことでした。



絵描きだから絵だけやるってよりも、色んな視点で物事を観るのも大切だと気づけました^^








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Posted by produce by TIB at 20:00│Comments(0)YUKI (画家/artist)
 
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