2013年11月11日
人々は愛のために、お互いに人生を分かち合う。
こんばんは〜絵描きのYUKIです!
昨日ウッディーガーデンマルシェ、無事に終了いたしました〜^0^ありがとうございました〜!
今回は手作りアクセサリーとペイントシューズの出店でした。
天気予報では雨、竜巻〜と注意報がでるほどでしたが、天気に恵まれてたくさんの方にご来場いただきました。
おいしいご飯に暖かいスープ、石釜焼きのピザに栗のケーキ♪
緑に囲まれたウッドデッキ。音楽の鳴るガーデンでゆっくり休日を過ごせるなんて、、、贅沢そのものですよね。
私もまたお客さんとして遊びに来たいな〜^^
次回のマルシェはまだ未定ですが
きっとまたやるとおもいます。というか、やって頂きたいですね。
ということで、久々の作品紹介です。
みなさんこの絵をみて、何を感じますか?
この絵の依頼者は私が働いていたイタリアンレストランのオーナーシェフの絵です。
実は以前このブログでも紹介していたカーンの台所のカーンさんなんです。
一緒に写っているのは愛犬のダンディ。カーンさんは本当に熱いハートを持っていて、よく衝突することもありました。
イタリアとインドのハーフで、日本に住んでからもう25年。立派な昭和のがんこ親父(ちょっと言い方きついけど、ホントの話)
この絵の依頼を受けたとき、彼はこう言っていました。
『ゆき、お願いしたいことがある。仕事の話だ。ぼくの絵を描いてほしい。ぼくの家族でもあるダンくんも一緒に描いて^^』
と頼まれました。この話をしたのが私がバイトで入ってすぐのころでした。去年の12月。
でも、自分の描きたいタイミングでいいからゆっくり描いてと言われて、私は本当にゆっくりしあげていました。
月日はたって、気づけば夏。そろそろ描き始めないとな〜とのんびり筆を走らせて、9月。
何度も何度も重ねて書き直して、、、あと少しで完成だ!
シェフにも、『もうすぐできあがりますからね^^楽しみにしていてくださいよ〜♪』と。
すると、シェフから、メモ用紙をちぎったような紙をぱっと渡された。
『ゆき、このことばを絵に入れてほしい。』
『英語だ。私訳せないんですけど、、、汗。これなんて描いてあるんですか?』
people do for love people do share life with each other
この言葉を入れてほしいと言ったシェフの目は真剣でした。
それから、少したって、また絵に手がつけられなくなりました。
もう少し時間もらうかな、っておもっていたら、、、
シェフは心筋梗塞で急に逝ってしまったんです。
『ぼくはいつ死ぬかわからない。だから今のうちにゆきに絵を描いてほしい。』
絵を依頼されたときにシェフはこの絵を遺影にするんだと言っていました。
まさか、本当にそうなるなんて。
とってもとっても悲しかったです。
なにより、完成を見せることが出来なかった。間に合わなかった。
忙しい自分を言い訳に、真剣に絵と向き合えなかったのが本当に辛かったです。
そして、朝までになんとか絵を完成させて
葬儀に間に合わせることができました。
私にとってシェフにあったことやこの経験はこの先も一生忘れることはないし、もっと一生懸命がんばれっていうメッセージだって思っています。
『ぼくはいつでも、ゆきのこと応援してますからね。愛してるよ。』
そういってハグをしてくれていた日のこと、シェフから学んだ料理のこと、政治のこと世界のこと。
たくさんのことを教えてくれてありがとうございました。と伝えたいです。
このブログにかこうかまよったんですが、お店の紹介もしていたので、、、かかせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そして、今日も私は絵を描きます。
昨日ウッディーガーデンマルシェ、無事に終了いたしました〜^0^ありがとうございました〜!
今回は手作りアクセサリーとペイントシューズの出店でした。
天気予報では雨、竜巻〜と注意報がでるほどでしたが、天気に恵まれてたくさんの方にご来場いただきました。
おいしいご飯に暖かいスープ、石釜焼きのピザに栗のケーキ♪
緑に囲まれたウッドデッキ。音楽の鳴るガーデンでゆっくり休日を過ごせるなんて、、、贅沢そのものですよね。
私もまたお客さんとして遊びに来たいな〜^^
次回のマルシェはまだ未定ですが
きっとまたやるとおもいます。というか、やって頂きたいですね。
ということで、久々の作品紹介です。
みなさんこの絵をみて、何を感じますか?
この絵の依頼者は私が働いていたイタリアンレストランのオーナーシェフの絵です。
実は以前このブログでも紹介していたカーンの台所のカーンさんなんです。
一緒に写っているのは愛犬のダンディ。カーンさんは本当に熱いハートを持っていて、よく衝突することもありました。
イタリアとインドのハーフで、日本に住んでからもう25年。立派な昭和のがんこ親父(ちょっと言い方きついけど、ホントの話)
この絵の依頼を受けたとき、彼はこう言っていました。
『ゆき、お願いしたいことがある。仕事の話だ。ぼくの絵を描いてほしい。ぼくの家族でもあるダンくんも一緒に描いて^^』
と頼まれました。この話をしたのが私がバイトで入ってすぐのころでした。去年の12月。
でも、自分の描きたいタイミングでいいからゆっくり描いてと言われて、私は本当にゆっくりしあげていました。
月日はたって、気づけば夏。そろそろ描き始めないとな〜とのんびり筆を走らせて、9月。
何度も何度も重ねて書き直して、、、あと少しで完成だ!
シェフにも、『もうすぐできあがりますからね^^楽しみにしていてくださいよ〜♪』と。
すると、シェフから、メモ用紙をちぎったような紙をぱっと渡された。
『ゆき、このことばを絵に入れてほしい。』
『英語だ。私訳せないんですけど、、、汗。これなんて描いてあるんですか?』
people do for love people do share life with each other
この言葉を入れてほしいと言ったシェフの目は真剣でした。
それから、少したって、また絵に手がつけられなくなりました。
もう少し時間もらうかな、っておもっていたら、、、
シェフは心筋梗塞で急に逝ってしまったんです。
『ぼくはいつ死ぬかわからない。だから今のうちにゆきに絵を描いてほしい。』
絵を依頼されたときにシェフはこの絵を遺影にするんだと言っていました。
まさか、本当にそうなるなんて。
とってもとっても悲しかったです。
なにより、完成を見せることが出来なかった。間に合わなかった。
忙しい自分を言い訳に、真剣に絵と向き合えなかったのが本当に辛かったです。
そして、朝までになんとか絵を完成させて
葬儀に間に合わせることができました。
私にとってシェフにあったことやこの経験はこの先も一生忘れることはないし、もっと一生懸命がんばれっていうメッセージだって思っています。
『ぼくはいつでも、ゆきのこと応援してますからね。愛してるよ。』
そういってハグをしてくれていた日のこと、シェフから学んだ料理のこと、政治のこと世界のこと。
たくさんのことを教えてくれてありがとうございました。と伝えたいです。
このブログにかこうかまよったんですが、お店の紹介もしていたので、、、かかせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
そして、今日も私は絵を描きます。
Posted by produce by TIB at 20:00│Comments(2)
│YUKI (画家/artist)
この記事へのコメント
yukiさん,始めまして。
私は昨年,12月23日に初めて「カーンの台所」に行きました。
そして美味しい料理に感激するとともに,奥さんが1人で注文から料理,
会計までこなされてて,カーンさんはお出かけ中かな?と思ってました。
そして,YUKIさんの素晴らしい絵に引きこまれ,何かを感じました。
カーンさんの事は何も言えず,美味しかったですと奥さんに伝え帰宅。
偶然にもブログ友達の stkさんから こちらのブログを知り,訪問。
yukiさんのブログを読んで,心臓が一段高く鼓動し,文面に胸が痛く
なりました。
是非,私のブログ「秋風春風スタイル」でも紹介させてください。
よろしくお願いいたします。
私は昨年,12月23日に初めて「カーンの台所」に行きました。
そして美味しい料理に感激するとともに,奥さんが1人で注文から料理,
会計までこなされてて,カーンさんはお出かけ中かな?と思ってました。
そして,YUKIさんの素晴らしい絵に引きこまれ,何かを感じました。
カーンさんの事は何も言えず,美味しかったですと奥さんに伝え帰宅。
偶然にもブログ友達の stkさんから こちらのブログを知り,訪問。
yukiさんのブログを読んで,心臓が一段高く鼓動し,文面に胸が痛く
なりました。
是非,私のブログ「秋風春風スタイル」でも紹介させてください。
よろしくお願いいたします。
Posted by 秋風春風 at 2017年04月10日 15:44
はじめまして。筑波山ろくに先祖代々の墓が有り、お彼岸に墓参りに行ってきました。グーグルマップで評価が高かったのでカーンズキッチンにランチに寄ってみました。
女の方が一人で給仕していて大変そうだった。
一時間近く待たされたが、今までで一番丁寧に作って有る料理に感動した。
人を幸せにする料理。
何で世界地図が?ひっかかる。
男の人と犬の絵が・・・美しいけど・・・光溢れる・・・はかない・・・心にひっかかる。
定休日も多すぎるしなぜ?ひっかかる。
何故かひっかかるものを感じ、検索、オーナーシェフのカーンさんが亡くなった事を知りました。
あの「ひっかかる」のは亡くなったカーンさんの魂では?お店にいるのでは?と感じました。
女の方が一人で給仕していて大変そうだった。
一時間近く待たされたが、今までで一番丁寧に作って有る料理に感動した。
人を幸せにする料理。
何で世界地図が?ひっかかる。
男の人と犬の絵が・・・美しいけど・・・光溢れる・・・はかない・・・心にひっかかる。
定休日も多すぎるしなぜ?ひっかかる。
何故かひっかかるものを感じ、検索、オーナーシェフのカーンさんが亡くなった事を知りました。
あの「ひっかかる」のは亡くなったカーンさんの魂では?お店にいるのでは?と感じました。
Posted by にゃあこちゃん at 2018年09月25日 22:17