つくば異業種日替わりブログ

巨匠？スティーヴン・スピルバーグ監督作品

第16代米国大統領、エイブラハム・リンカーンの

奴隷制の廃止と、泥沼化した南北戦争の終結
そして憲法の修正を描いた伝記的な作品



リンカーンが愛され歴史を変えた姿は読み取れるのですが

これは完全に「議会の買収」のお話です

歴史の中の買収屋と呼ばれる人たちを描き
その題材でリンカーンが登場すなら良しとします

重厚さは解るのですが、中身が問題です
プロモーションがハッタリになろうかと..良しと出来ませんね..

映画は、起；承；転；結＋余韻だと思っているが
前半の３０分、起の部分で劇場を出てしまった

期待外れで引き込まれない
名探偵コナンを見れば良かったと（笑）



我々のリンカーン像と
戦勝国のアメリカ一国民として見るのは違うだろうが

ベタではあるが、「人民の人民による人民の為の政治」
この辺の言葉が出来た背景をキチント描いて欲しかったな～と..

巨匠は単なるプロモーション道具で
メガホンを取っていないのでは？

昨今の英国もののがかなり良いです

アメコミ、アクション、ＳＦ、ドンパチものはgoodなのですが
ここいらの伝記ものや、心情を描いたもので
米国映画さん頑張って欲しい..

logの発信には責任を負っている腹づもりはございますが
今年一番の駄作でしょうか・・参考程度に..