2014年03月26日
鑑定士と顔のない依頼人
(C)2012 Paco Cinematografica srl.
『鑑定士と顔のない依頼人』
天才的な審美眼を誇る美術鑑定士が
資産家の両親が遺した美術品を
査定してほしいという依頼を受ける..
屋敷を訪ねるも依頼人の女性クレアは決して姿を現さ無い
次第に彼は姿を現さない彼女に心を惹かれ陶酔・・
歴史的価値を持つ美術品の一部を見つけ
その調査と共に依頼人の身辺を探る彼は…
シャロンストーンの氷の微笑を見た以来の
極上の衝撃の様なものを感じた..
魂の中の何かを握られた感触で
正に完璧なる破滅へのミステリーです
プラハの「ナイト&デイ」の時計と歯車
「シーン」や「小物」も素晴らしく
脚本の出来と俳優たちの演技力は完璧だろう
鑑定士を演じるジェフリー・ラッシュ
英国王のスピーチでも素晴らしかった◎
最後の結末は賛否在るが、私は申し分ない起承転結
人間とは哀しく儚い生きもで、生きる事は辛くも輝かしいもの
極上の余韻を戴いた..作品
個人的にこの映画はお勧めの一本です..
Posted by produce by TIB at 08:00│Comments(0)
│チク助(spring)